マンガに登場しそうな、ハートいっぱいの“ラブハートペアパジャマ”。こんなにベタなデザインなんて、ちょっと可笑しい?一目見たときに、あなたは「んふっ」と笑ったでしょう。ハート柄のペアパジャマを見て笑える人は、きっと幸せ。この商品が生まれたのには、理由があります。
きっかけは多くの悲しい話
近年、不幸な話が目立つように思います。新聞やテレビを見れば、殺人、自殺、虐待、非行、薬物……残念なニュースがあとを絶ちません。 中でも、私どもが関わるブライダル業界から見て非常に残念なのが、年齢層の若いカップルの離婚率の増加。 いわゆるできちゃった婚の多い16歳~19歳は80%以上、20歳~24歳では約60%のカップルが離婚しているという統計が出ています。2010年の厚生労働省の統計によると「離婚する確率」は30%。40年前の4.5倍もの数字なのです。
離婚の理由は「性格が合わない」が最も多く、全体の55%以上を占めています。 最近の結婚の9割以上は恋愛結婚です。にもかかわらず、お見合いが主流だった時代よりもずっと破局してしまう割合が多いのです。「相性が良い」と思って結婚しているはずが、皮肉にも離婚理由にもなっているのですね。
ただ、必ずしも離婚が悪いわけではありません。 互いに大きなストレスを感じるまま、単に夫婦という法的なつながりの中で冷たい生活を続けるのも悲しいものです。
両親が苦しむと、子供も悩む
ここで考えなくてはならないのが、一番苦しい思いをしているのは子どもたちだということです。未成年時の非行、成人してからもニート生活、犯罪に手を染める……。取り返しのつかない過ちを犯す背景には、子どもが十分な愛情を受けられないまま育つ問題があります。
両親が子どもを思い切り愛せないのは、やはり両親が悲しい生活をしているからではないでしょうか。片づけが出来ない、優しさが足りない、経済力がない、自分の親への態度、セックス……。夫婦間での様々な問題がキシキシと生活を蝕み、子どもへも影響してくるのです。
全ての価値観・相性が合わないことは当たり前。育ってきた環境がちがうのです。それでもやっていけるのは、相手に対する尊敬の念があるからです。自分に自信を持ちすぎれば、自然と相手の存在を軽く見てしまい、細かい部分にもイライラしてしまうような悪循環。夫婦関係が悪いということは、一緒に生活していて、「楽しくない」ということです。
児童の虐待についても、1999年に児童虐待防止法が施行されてから、10年で3.8倍にも増加しています。児童虐待の対策は社会全体ですみやかに取り組むべき課題といえるでしょう。児童虐待の原因として最も大きい原因はストレスです。様々な要因がありますが、どんなストレスも夫婦の関係に大きく影響していると考えられます。金銭的な理由や、考え方の違いよる関係悪化もあるでしょう。しかし、戦後の日本ではみんなが貧乏で、よく知らない相手とお見合いで結婚しつつも、お互いに家族を一生懸命に支えてきたのです。どんな環境にあっても、家族の愛情があればそれでいいのです。
幸せな夫婦生活を楽しもう!
では、夫婦生活を楽しむには?きっとどちらかが「楽しませてあげよう」という思いを持ち、何かを企画します。そして相手は「楽しい、うれしい」と感じ、潜在的に「楽しませてくれてありがとう」「この人と一緒にいると楽しい」と思えるはずです。楽しくあれば、夫婦間の関係が良く、離婚率も下がり、子どもたちもたくさんの愛情を持って育つことができるでしょう。簡単にまとめると、家庭円満の秘訣は“互いに相手を尊重し、楽しもうという気持ちを持つ” “楽しむためには少しだけバカになる”ということであると思うのです。
ラブハートペアパジャマの壮大なミッション!
そうして生まれたのが、ハート柄のベタベタなペアパジャマです。少しでも多くの新婚カップルに「ちょっぴり恥ずかしいけど、自然と笑顔になる。着ればとっても楽しくなっちゃうラブラブハート柄ペアパジャマ」を着ていただき、結婚当初のラブラブをいつまでも持続させていただきたい!そしてその幸せな姿を子どもたちに永遠に伝え、愛情がいっぱいにあふれる日本に変えていくことが、私たちの使命です。
このハート柄ペアパジャマを着ることで、すべてがうまくいくとは断言できません。しかし、愛の力を信じてこのプロジェクトを継続し、明るい社会を目指していきたいと思います。